海外旅行・海外在留邦人
海外旅行・海外在留邦人絡みのデータ
この記事は、某ラジオ番組のために準備した放送用資料の採録です。 実際に放送で使用されたものだけでなく、反映されなかったものもあります。 基本的には公的機関や企業などのオフィシャルな発表を再編・加工したものですが、誤りが含まれている可能性があります。
海外旅行・海外在留邦人絡みのデータ(2010年1月現在)
参考:JATA、JTB、外務省など
- 海外旅行者数の推移
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- 1964年。海外旅行が自由化される
- 1972年。海外旅行者数が100万人を突破(139万2千人)
- 1986年。海外旅行者数が500万人を突破(551万6千人)
- 1990年。海外旅行者数が1000万人を突破(1099万7千人)
- 1995年。海外旅行者数が1500万人を突破(1529万8千人)
- 2000年。海外旅行者数が1781万9千人でピークに
- 2008年。海外旅行者数は1598万7千人。費用は平均31万6900円
- 2009年。海外旅行者数は1543万人(推計)。費用は25万9200円
- 2010年。海外旅行者数見込みは1680万人(JTB見通し)。費用は25万5000円
- 日本人の出国率
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日本人の出国率は13.7%(2007年)。つまり、7人に1人の割合でしか海外に出かけていない(仕事上の海外渡航も含む)。 日本と同様に海に囲まれている諸外国と比較すると、台湾は37%、韓国は23%、オーストラリアも23%となっている。ちなみに、イギリスは113%、ドイツは93%。
日本の13%の内訳は、男性16%、女性11.6%。 男性は、40代前半と40代後半が28.4%でトップ。次いで30代後半の24.3%。 男性で低いのは、70歳以上の5.3%、10代後半の7.0%、20代前半の11.5%。 女性は、20代後半が25.6%、次いで20代前半の22.7%、30代前半の19.4%。 女性で低いのは、70歳以上の3.0%、60代後半の9.9%、10代後半の10.0%。
また、世代別の出国率の推移を見ると、20代前半は1997年の20.4%から2007年16.9%に下落。20代後半も27.8%→21.6%へと下落している。近年、若者の海外旅行離れが指摘されているが、数字の上でも裏付けられている。 一方、60代以上の出国率は年を追う毎に増加し続けている。60代前半で12.9%→16.2%、60代後半は9.4%→11.5%、70歳以上も3.5%→3.9%。
- 海外に暮らす日本人
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2008年10月1日現在の推計で、海外在留邦人は、1,116,993 人(前年比2.89%増)。 ただし、イラクの在留邦人数は、安全上の理由から公表されてなく、この統計にも含まれていない。 男女別では、全体の51.66% が女性で、男性よりも37,000人多い。 永住者数は361,269 人、長期滞在者の総数は755,724 人。
国別では、多い順に、アメリカ (386,328人) 、中国 (125,928人)、オーストラリア(66,371人)。 増加率が顕著な都市としては、ドバイが前年比35.5%増の2,686 人、ハノイが31.9%増の3,431人、オハイオ州コロンバスが25.7%増の2,388 人。 ワールドカップの南アフリカには1,287人が永住・長期滞在している。
少ないながらも日本人がいるところでは、バチカン市国(女1)、北大西洋にあるフェロー諸島(デンマーク領)(男1)、カリブ海のセントクリストファー・ネーヴィス(女1)、赤道ギニア(女1)、グレナダ(2)、ブルンジ(2)、グリーンランド(3)、カリブ海のアンティグア・バーブーダ(3)、アルメニア(3)、サンマリノ(4)、コンゴ共和国(4)、米領サモア(5)、蘭領アンティル(5)など
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